荒川が、約4kmにわたって作り出した渓谷。入口に当たる天神森から上流の仙娥滝[せんがたき]までが最も美しい。渓谷の中ほどに位置する能泉[のうせん]までトテ馬車に乗り、そこから遊歩道の散策が楽しめる。奇岩が多く、トーフ岩、松茸石、めまい岩などユニークな名前がつけられている。あなたの感性でそれぞれの岩を見るのも楽しいかも。なかでも約180mもの高さを誇る巨岩の覚円峰[かくえんぽう]は見もの。桜・ミツバツツジ、新緑の春、紅葉の秋が特におすすめだ。